バッファーの使用寿命を延長させるためには、バッファーを安全保護用として緊急制動に使用する場合は、6ヶ月ごとにバッファーについて点検及び保守を実施してください。バッファーが日常的に使用される場合には、保守の頻度は毎月に設定してください。保守の具体的な内容は以下の通りです。
1. ピストンロッドが外部と摩擦することを避け、ピストンロッドの表面に付着しているホコリと腐食性の物質を常に除去した上で、マシン油を差してください。
2. パッキンリングの周りにオイル漏れの現象があるか確認してください。
3. 強烈な衝撃によりバッファーを固定するボルトとフランジが緩んでいくことがありますので、必要に応じてバッファーの取付ボルトの状態とナットの接続状態を常に確認し、緩んでいたらその場で締め付けてください。
4. ピストンロッドが完全にリセットされているかを確認してください。リセットされた状態におけるピストンロッド寸法は製品マニュアルを参考にしてください。
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